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オーストラリア / Australia

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「財布やカメラが戻ってきて「豪州の人は本当に正直」」佐々木 定江さん

佐々木 定江さん イメージ

佐々木さんがケアンズを体験ツアー先に選ぶとき、その季節にこだわった。で、向かったのは今年(2006年)7月。ケアンズはオーストラリアの東岸北部にあるため、熱帯雨林が繁茂するほどの亜熱帯の気候。
「向こうでは冬に当たる時期。冬にどれくらいの気温なのかも知りたくて。最古の熱帯雨林と呼ばれる手つかずの自然も見てみたかった」

オーストラリア トロピカル・タワー・アパートメントグレートバリアリーフで有名なエメラルド色の海も魅力的だったが、熱帯雨林ツアーが印象に残った。ワニや蝶、ヘビもいる川を水陸両用車で移動。念願もかなった。
滞在したのは、『トロピカル・タワー・アパートメント』という数階建てのビル。ケアンズの街の中心から2キロほど北に行った住宅街の中にあるが、マングローブの茂る浜辺も歩いて1分ほどの距離だった。皿までそろってすぐ生活できる2DKほどのスペース。ツアーなので正確な家賃はわからないが、不動産屋のウィンドウをのぞくと、日本円で月10万円出せばパートナーと暮らせる広さの部屋が借りれられそうだった。

オーストラリア 滞在イメージ日本人は、カジノ客とワーキング・ホリデーで働きにきている若者を見たくらい。それでも、街のそこここに日本食材が買える店はあった。
「日本での値段の3倍はしたけどね」
でも、佐々木さんは意に介さない。
「スーパーにある魚介類は、海が近い割に冷凍のイカやエビくらいで種類は少なかった。でも地元の人と同じように肉中心の食事で構いませんよ」

ケアンズを気に入った理由はほかにあった。カジノのトイレに財布を忘れたのだ。しかし、ちゃんと佐々木さんの元に戻ってきた。
「カメラをなくした友人は、カメラにつけておいた日本の住所を頼りに、郵送で送り返してくれたといいます。いや、オーストラリアの人は本当に親切で正直だ」

いまは、カナダやタイもロングステイ先の候補に入れて検討中。
「言葉は多少不自由があっても、気持ちがあれば通じる。2〜3年は海外で過ごしたい気持ちは変わらないね」

佐々木 定江さん

1942年生まれ。3年前都の公務員を定年退職。子や孫もいるが離婚を経て、現在独身。岩手生まれで子どものころ南部馬に乗った経験から、ケアンズでも乗馬を楽しんだ。

※記事は、2006年8月現在のもの。
 取材者の方の年齢や略歴も当時のものです。

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