
ロングステイを敬遠する人のなかには
「海外で病気にかかったらどうしよう」という不安を抱いている人が多いようです。
そんな不安を解消するためにも、海外での医療と保険についてご紹介します。
1.自己対策
各国の医療事情
北米やヨーロッパ、オセアニアは、医療の先進国だけれど、東南アジアや南米は不安だと思っている人がいます。しかし、これは違います。現在では東南アジアや南米諸国でも、高度な医療技術を誇っています。タイ、マレーシアなどの都市部の病院には、アメリカ、ヨーロッパ、日本の医大を卒業した医師が勤務していて、ほとんどの病院で英語が通じます。日本語に対応してくれる病院も多数あります。
自分でできる対策
英語に不安があるなら、日本にいるうちに英文の診断書をつくってロングステイの間中、携帯するといいでしょう。診断書には世界標準のフォーマットで、病名や既往症、服用している薬、手術歴などを書いておくべきです。これがあれば、突然倒れたようなときでも外国人の医師が見るとあなたの健康状態を知ることができます。
自分でつくるのが不安なら、ホームページで検索すると「インターカルテ」を作成してくれるクリニックがありますから、それを利用するという方法もあります。
社会保険や国民健康保険は使えるの?
海外での医療費には、日本の社会保険が適用されます。帰国後、社会保険事務所に、申請書と現地の病院の治療内容・費用がわかる書類とその翻訳書類を提出すれば、日本での治療費の7割が還付されます。この制度は2001年から、国民健康保険にも適用されました。国民健康保険の場合は、市区町村の役所の窓口にこれらの書類を提出します。
海外旅行傷害者保険の仕組みとメリット
海外に行くときには、滞在期間にかかわらず海外旅行傷害保険に入っておいたほうがいいでしょう。この保険は航空券を買うときに、インターネットでも旅行会社でも簡単に加入することができます。海外旅行傷害保険は、原則として自宅を出発するときから帰宅するときまでを保証してくれるので安心です。
ただし、海外旅行傷害保険には1つだけ弱点があります。それは、現在のところ持病のような既往症を保険の対象にしていないこと。この点は知っておきましょう。
2.緊急時の対策
病院で日本語サービスが受けられるか
海外の病院で日本語のサービスも受けられるのでしょうか。国や都市によりますが、日本人の医師が常駐している病院や、日本人が開業しているクリニックもあります。医療通訳がいる病院もあります。心配なら、あらかじめそんな病院を調べておくとよいでしょう。緊急時の通訳ガイドを用意しておくという方法もあります。
クレジットカードの保険サービスも使える
クレジットカードには、海外旅行傷害保険が付帯しているものがあります。ただ保険の内容はさまざまですから、サービス内容を事前に確認しておきましょう。
◎ロングステイの『健康』に役立つサイト
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